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天女の舞でシカちゃんの写真だけ撮ってきた(2023/9/22)
こんにちは!
一週間ほど前、天川村役場から「天女の舞」まで歩いてきました。

↑かなり歩いたつもりなのに、地図で見るとさほど進んでいない事に絶望する。
本来はこの先の狼平付近まで進むつもりでいましたが、
カナビキコースの合流あたりでなぜか逃げない鹿に出会ってしまい、
その子の撮影に夢中になり、時間が足りなくなってしまいました(*_*)

天川川合にある村役場に車を停め、弥山方面の登山口へ突入。
いきなり植林帯の急登がありますが、一本目の送電線の下を通過すると、やや道が穏やかになります。

とくに楽しい道では無く、まだ蒸し暑い中登りましたが、アブやヒルが居なかったのでそのぶん気分がラク。
なお天川の山でヒルに襲われたことが無いので(いないとは言っていない)、暑い季節はもっぱらこのエリアを
歩くことが多いです。
ちなみに、この時期川上と十津川はヒル地獄。
歩き始めて2時間で栃尾辻に到着。
年々歩行時間が延びてきてるのが切ない。
ここからはナカナカ素敵な自然林の道。

さらに進み、平坦になったところで前述の鹿さんに出会う(笑)

野生のシカなのに、全然逃げない個体を初めてみた。
あ、奈良公園の鹿もいちおう野生ですが、それは除外。

このマイペースシカちゃんにずっと付きまとってみました(不審者)
しかし、どう頑張って撮ろうとしても奈良公園のシカにしか見えないことに愕然とする。
やがて仲間と合流して、森の奥へ消えていきました…(他の子は普通に人間をビンビン警戒してた)

時間が無くなったので、とりあえず直近の「天女の頂」だけ登って下山することにしました。
鹿撮影ポイントから少し折り返せば、天女の頂(1518m)。

展望もない倒木だらけの山頂。
ここから栃尾辻方面へ少し下れば、

「天女の舞」に到達。
ここは晴れていれば展望が良く、冬ならば霧氷が素晴らしいので近年人気上昇中のスポットです。
この後、特に何事もなく平凡に下山完了。
ありがとうございました。
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杉平から学能堂山、三峰山へ(2023/9/13)
こんにちは!
5日ほど前に、御杖村の学能堂山と三峰山をまとめて登ってまいりました。

↑三峰山は1235mのはずなのに、コース上の最高高度が1271mってなってるぅ…ジオグラフィカしっかりしてえ…。
あと、高度グラフ?の終盤で二度も標高が0mになっている理由はわかりません。
寝坊したので出発地の「道の駅伊勢本街道」を出たのは、午後2時でした(←寝坊ってレベルじゃねえ)。
まずは学能堂山登山口がある杉平へ歩き始めます。
照り返しが容赦ない国道をとぼとぼと歩いていくと

ようやく杉平の集落に到着。
この杉平、聞いたところによると予約1年待ち(!)という伝説のそば屋さんが存在するらしいのですが
僕はそばを予約していないので、そのまま登山口へ向かう。
側道に入るとまもなく、

未舗装林道となり、これをしばらく登っていくと

控え目な道標のある登山口に到着。
言われるがままにこの道を選び進む。
しばらくはV字に切れ込んだ登山道ですが、

昨日降った大雨の影響で足元を沢のように水が流れていて、見た目がなかなかに涼しげ。
んだが、実際は普通に蒸し暑くてしかもただただ歩きにくいだけという。
やがて道は植林帯に入り、

その途中で、いったん作業林道の終点を横切ることになります↓

再び植林の中のジグザグ道になりますが、

このあたり超絶ムシ暑くて、しかも風がミリも動かないので
汗が止まらねェは、その汗も心持ちナマぬるくて気持ち悪いわで思わず頭が八経しそうになりました。
冬はバカみたいに風が吹き荒れるクセになあ…
てか、いつまで夏するねん日本。

などと悪態をつきながら植林の山腹を詰めていくと

いったん学能堂山へ続く主尾根に到達。
そのまま道なりに進み、

ようやく一つ目のピーク、学能堂山(1021.6m)にたどり着きました。
相変わらず、四方の展望は良。

ここからさらに三峰山を目指します。
↓これから歩く三峰山北尾根。

なんどかのアップダウンを経て
コスマ峠に到着。

ここから神末方面へ下山出来るので、チト帰りたくもなりましたが
こんな僕でも珍しく頑張ってそのまま三峰山方面へ進むことにしました。
親切な人が準備してくれていた概念図。

なるほどわかりやすい。
ここからクドいほどのアップダウンが続く。

進んだ感じが全くしない道。

頑張って登って稼いだせっかくの高度を、激下りで無かったことにされちゃうという
人生の縮図みたいな登山道を我は逝く。
北尾根2峰に到達。

山頂までもうすぐなのか、まだまだなのかもわからぬ(同じルートを何度かすでに歩いてた気はする)。
北尾根1峰を過ぎると
いきなり激登りの坂が出現します。

ここから約300m、今までのアップダウンで高度が稼げなかった分、
帳尻を合わせるような急登が始まる。

たかが残り標高300mでも、僕の体力ではもう限界に近い。
山頂まであと数十メートルのところで

思いっきりヘタりこみました(笑)
しかし何とか立ち上がり、そのままゾンビ歩きでやっと

三峰山山頂(1235.4m)に到着。
無感動状態で下山開始。
すでに夕日は落ちていて、山を下りる途中でヘッドライトを使用。
出発地点の道の駅にたどり着いた時刻は午後9時。
次はもう少し早く起きようかなと思います(多分ムリかなあ)。
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みたらい渓谷からクロモジ尾、稲村ヶ岳へ(2023/9/7)
こんにちは
前回の山上ヶ岳に続いて、大峰山系は稲村ヶ岳を歩いてみました。
稲村が岳、洞川の登山口から登るのが一般的なのですが、
コミュ障気味な僕は人の少ないクロモジ尾のルートを辿ることにしました。

何度か歩いたことのあるルート。かといって特別面白い道でもないという(笑)。
下山は洞川の母公堂に到着後、洞川温泉街の中をバス停まで歩き、バスで出発点の観音峰登山口へ戻る計画。
まず、観音峰登山口に車を停め、もちろん観音峰へは向かわずに
みたらい渓谷を下っていきます。

観光地のみたらい渓谷。
一人だけ登山風情な僕は
ここで何人もの一般人とすれ違って、いたたまれない気分になる。
御手洗渓谷の滝↓

こちら紅葉の頃は絶景で、どんなヘタクソがカメラを向けても
それなりにインスタ映えするのでオススメです(観光客が超多いが…)。
みたらい渓谷を下りきると、白倉谷の林道に入り登り返す。

沢沿いの林道。

この林道、よく渓流の釣り人が通りかかるので
そのたびに話しかけてその人の釣りの邪魔をするのですが、今日は誰もいませんでした。
↓このカーブにかかる橋を渡ると、

クロモジ尾の取りつきに到着する。

一瞬、どこから取りついて良いのかわからない尾根。
歩きやすい所を選びますが、なぜかそれが毎回違う場所だったりする。
尾根に入ると、しばらくは植林帯の急登が続きます。

見た目的につまらなそうな道ですが、実際つまらないです。
触るだけでもヤバそうなキノコ↓

やがて尾根の北側半分がススキ原となり、少し空が広がる。
見上げれば曇り空、山頂からの風景は絶望的だと思った。

しかもこのあたりで、雨が降ってきてズブ濡れになりました。
予報では晴れのはずだったゾ…。
雨露を含んだススキを掻き分けて進む。

マジ何やってんだろうオレって気分になりました。
伐採地なので、見晴らしは良いです。

残念ながら、いまひとつ心躍らない風景。
いったん伐採地の端を横切り森の中に入ると、こんどは光景がガラリと変わり

シャクナゲ茂る尾根を辿ることになります。
時々、見かけるキノコが可愛い(屋根付きキノコ↓)

雨に濡れた根っこがツルツルと滑りますが、やせ尾根というほどではないので
危険感は少ないです。

忘れ物をゲット。

クマがキャラクターの日焼け止め?
ホンモノの熊じゃなくて良かったわ。
そういえば最近熊見てないです。
尾根が笹原になると、一般登山道との合流も近い。

笹の下に見えない段差がたまに隠れていて、地味にデンジャラス。

雨が緩く降っているので、苔の緑がみずみずしく輝いていて綺麗(写真は残念色ですが)。
登山道と合流する。

ここから大日山の分岐やら、鎖場やら、なんやかんやがあって
稲村ヶ岳山頂(1726.1m)の展望台に到着。

ガスで風景が見渡せないのは織り込み済み。
もはや諦め気分なので展望台の階段の途中までしか上らなかったという。。。
下山いたします。
下りはすでに時間も遅く、人も居ないので一般道を歩いていく(どんだけコミュ障)。

そして何事もなく、洞川にある母公堂登山口に到着。

ここから洞川バス亭まで歩き、汗臭いオッサンが1区間だけでバスに乗って降車するという
他から見たら嫌がらせのようなことをしたのち、帰宅した次第です。
ありがとうございました。
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清浄大橋からレンゲ辻、山上ヶ岳へ(2023/8/29)
こんにちは、みなさま。
先週の火曜日、大峰は山上ヶ岳へ登ってまいりました。
コースはこんな感じ↓

とにかく暑かった。
登りはずっとバテバテで林道終点の登山口からレンゲ辻まで1時間半もかかってしまいました。
過去の自分の記録(2016年)を見ると同じ登りを約1時間で済ませているようですが、
そんなはずは無いコイツ絶対ウソついてるだろうと思いました(^^
あと平均速度が時速2.3kmなんですが、これって遅すぎね?
コースの紹介
まず清浄大橋前の駐車場に1000円支払って車を停め、
橋の女人結界門をくぐらずに、谷沿いの林道へ入ります。

この道をダラダラ歩いていくと、20分ほどで登山口に到着

いまや障害物でしかない木製階段をこなし

沢沿いのコケ道を進んで行きます。
このあたりは穏やかな傾斜で、以後を知らないと
ああこんなもんかと思っちまう。
それでも酷暑で大汗をかくので

超綺麗な沢とそこら中にある湧き水で、顔を洗ったりして涼むと最高。
沢が二股に別れ、鎖場なんかが現れると



鬼畜登りが始まる。

映画「鬼畜」の岩〇志麻ぐらい鬼畜の登り坂。

何度も死にながら、ゾンビになってようやくレンゲ辻に到着。

「女」の文字が変にズッコケてて、直してあげたくなる。
登りはまだ続き、あいかわらずの1分ごとにぶっ倒れる死にゲーで

写真を撮るフリをして何度も休憩したり、
もうそろそろ山頂かと見上げたら

階段が現れて白目むいたり(空がきれい)
そうこうしているうちに山頂付近のお花畑()に到着。

花を見たことがないお花畑は、今日もやっぱり花なんて咲いていませんでした↓

僕が来るたびに枯れるのでしょうか…
少し進むと、

山上ヶ岳山頂(1719.4m)の湧出岩に到着。
いつも通りサッサと退散。
下山を開始します。
途中あった知らないおじさんの石碑?

偉人な方だそうですが、スマホカメラが銅像を顔認証してて
ちょっと笑えた。
バラエティ番組でも有名になってきた西の覗きに立ち寄りました。

この岩に寝転んで崖下をのぞくのですが、手前の窪みに何か液体が溜まっててチョット嫌(オ、オ〇ッコ!?)
周囲を見渡すと

素晴らしい絶景が広がっています。
山上ヶ岳のメインロードを下っていきますが、やはり整備されていてうえ
緩やかなので歩きやすい。
木製階段に

無数のアイゼンの跡がある。
どんどん降りていくと途中、

役行者のお助け水という水場が現れますが、

いや、ま、お気持ちだけで十分ですといいたくなる水の色。
そういえば、どこかの観光地で湧き水を利用した流しそうめんで
大量の食中毒が発生したらしいですね。
やはり湧き水といえど、煮沸するか浄水器でろ過して利用したほうが
よさそうです。
そんなこんなで清浄大橋の駐車場に到着。
超汗臭いシャツの着替えに気を取られてたら、ジオグラフィカ止めるの忘れてたw
その後夕暮れせまる洞川温泉の道路で、大量のリア充観光客にぶつからないよう運転に気を付けながら帰宅した次第です。
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ラッテたかまつ付近から大和葛城山へ(2023/8/16)
こんにちは
先日、御所の和菓子を買いに行くついでに大和葛城山へ歩いてきました。

御所市梅室の乗馬クラブ近くに車を停め、葛城山へ向かいます。
里芋畑の向こうに大和葛城山。

空がどんよりしているのはいつも通りの事。
いったん北西方向へ進み、手作り

一度は入店したいけど、すでに汗臭い身なので今回もスルー。
軽トラ1台分の道幅な道路をぐんぐん登っていくと、

黒谷の砂防ダムが見えてくるので、この手前のヘアピンカーブに入り、その先の

獣除けのゲートを通過します。
そこからのちょい急な林道を登っていくと、この暑い中あっという間に大汗をかいたので、
そばを流れる黒谷の水で顔を洗ってみたくなったのですが、

なにげに濁っていて、いっきにその気が失せました。。。。
ここから数メートル進んだところで、分岐があり、

左方向は崩落しているので、右の忍海道方向へ向かいます。
ただ、右方向の登山道もやや荒れているので

小尾根をプチトラバースする踏み跡をたどります。
やがて本道がまともな道になったところで

ここへ降り立ち、さらに進むと
葛城山麓公園方面からの忍海道に合流することとなります。

※ゴミ置き場ではありません。道です。
ここからダイトレまで一本道で迷うことは無い。
アブとブヨと蚊とメマトイの道を逝く↓

暑いのは我慢できるのですが、虫だけはどうしようもない…。
ある一定の間隔で遭難時連絡用の看板が現れます。

みつめあう
俺とメマトイ
送り盆
くだらないことを考えていると

ようやくダイヤモンドトレールと合流。
しばらくは平坦な道が続きますが、やがて

大和葛城山名物の地獄階段の連続が始まる。
この連続階段、合計6回出現するのですが1本目と5本目が特に辛いと思います(超ローカル情報)。
連続階段をこなすと、すぐで

この見慣れた山頂へ到着。
そして何もすることがないので、すぐに下山開始。
奈良県側では最もメジャーな櫛羅の滝ルートで下りますが、
しかしここ本当に歩きにくくなりました。
I can flyしたくなるような、エグレや↓

急な斜面には、密に何かの実がばら撒かれていて↓

(これ踏むとメチャ滑るから注意!)
わざと歩きにくくして何としてでも
客にロープウェイ使わせようとする近〇の陰謀なのかと勘繰ってしまうほどです。
とはいえ、今回も謎の実トラップに引っかかって滑ってケツを強打し、
そして、まったく洗ってなくて泥まみれのしまむらリュックが、さらに泥カバンになっただけで無事帰宅することが出来ました。
ありがとうございました。
- [No Tag]
お久しぶりです!
お元気そうでよかった(´;ω;`)
釣りブログも同時に更新止まったし、モジマロさんはバリエーションルートをメインに歩かれてたし、
もしや山で何かあったのでは!?と心配しておりました(泣)